お客様の声
誤解だらけの運動
この本を手に取った方には、正しい運動をお伝えしたい・・・と心から思っています。
世の中に数多ある運動は、本当にあなたを元気にしていますか?運動には科学的な法則があります。
その法則を無視した運動は、あなたの身体をさらに老化させたり、変形や痛みにつながります。
年を重ねると関節の動きが悪くなったり、身体が思うように動かなくなるのは、筋肉にアンバランスが生じているからです。
シニア特有の姿勢も筋肉のアンバランスが原因です。
こう言うと、「筋肉が無くなるからね~」という声が聞こえてきそうですが、筋肉はいくつになってもトレーニングによって鍛えることができます。言い換えると筋肉だけが100歳になっても若返らせることができるのです。
年を重ねると、生活の姿勢の癖、座り方・歩き方の癖で一定の筋肉ばかり使ってしまいます。
そのことが筋肉の使いすぎを生み、筋肉のアンバランスを招きます。
正しい運動は、使いすぎている筋肉よりも、使えなくなっている筋肉をトレーニングすることが大切なのです。
「はくすう」出版への想い
このたび、22冊目の本を出版させていただけることになりました。
今回は「呼吸」に特化し「呼吸が変われば人生が変わる!」ということがコンセプトになっています。
今回は私の執筆ではなく、漫画仕立てのものになっています。
この形が初めてだったこと、文章の部分も私が書くものではないために、企画当初は随分と慎重に進めさせていただきました。
様々な登場人物に、呼吸の影響を当てはめて、名前を考えたあたりから、有吉イズムが吹き込まれたように、様々な人生模様と呼吸の関連をおもしろく紐解けました。
これは、より多くの方々へコンディショニングを普及したいという、新しい試みです。ぜひ、多くの方へ届くようにお知らせいただけると嬉しいです。
選手も理解しやすくテキスト代わりに
長距離選手に起こりがちな、「距離を走ればいい」「苦しい練習をすればいい」「足りないところを補強(筋トレ)すればいい」という間違いを、正してくれる内容が書かれています。
私は青山学院大学陸上部でトレーナーをしていますが、選手自ら、「問題点の発見」→「種目の実践」→「効果の実感」が順を追って行える構成が使いやすいと感じています。
この本があることでトレーナーとして説明がしやすく、選手の理解も深まるようになりました。
今は部員に本を配り、セルフコンディショニングのテキストとして活用しています。
また筋肉のイラストがあるので、リセット時に触る場所、アクティブでどの筋肉を使っているのか、がとても分かりやすいです。
NCA会員の皆様のように、コンディショニングを伝えている方にも、是非読んで頂きたいですね。
今まで紹介されていなかった種目もあり、モニタリング別に5種類のクルクルトントンを使い分けるなど、最新のコンディショニングも載っています。
ワークショップでお伝えしている内容が、文字に起こしてあるため、テキスト代わりの一冊としても、とても参考になるはずです!